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CO・OPフィットネスクラブ「wish(ウィッシュ)」 導入事例 テクノジム・ジャパン株式会社

はじめに

2010年4月、南生協病院の新築移転にあわせて、CO・OPフィットネスクラブ「wish」はオープンした。母体である南医療生活協同組合は、健康なまちづくりへ貢献するために、医療施設はもちろんのこと、検診・人間ドッグや、介護施設の運営にも取り組んでいる。「wish」は、その一環として、新南生協病院に導入された電子カルテと密接な情報連携を図りながら、病気の方も健康な方も、健康なからだづくりへと意識を向上してもらうことを目的に設立された。また、「wish」は医療法42条施設ではないことから、本当の意味で誰でも気軽に利用できるフィットネスクラブを目指している。

オープンから半年足らずで、会員数はすでに700名へと届く勢い。毎日のように繰り返し通う利用者も多い。利用者の平均年齢は54歳で、60代の利用者が4割を占める。顔ぶれは様々で、理学療法士と相談のうえ目標を決める利用者、純粋に筋肉を鍛えることを目的とした利用者、3日に一度は通っているという元気な高齢の利用者など、その誰もが活き活きと身体を動かしている。南生協病院のドクター自身も利用しており、自分の利用体験をもとに、患者へ運動を進めるケースもあるという。

メディカルフィットネスと、体育学に基づくフィットネス。それを複合した「wish」は、その様々な利用者層のどのような希望や相談にも応じたいと、常に利用者の目線に立った姿勢で運営されている。

フィットネスマシン導入のポイント

フィットネスクラブ「wish」が目指したのは、病気や健康という垣根にとらわれず、南生協病院の入院患者から地域住民まで、誰もが楽しみながら健康なからだづくりができる場所だ。そのカギとなったのが、テクノジム社のフィットネスマシンなのである。

テクノジム社を採用したポイントは、以下の5点。
1.利用者の目的に沿った安全なトレーニングメニューがウエルネスキーで管理可能
2.世界中のアスリートの利用実績により明確になっている、フィットネス機器の安全性
3.左右のアームが独立して動くまで、幅広い用途のトレーニングが実践できる
4.“誰でも通える施設に”という期待に応える威圧のない洗練されたデザイン性
5.接遇研修までフォロー可能なサポート体制

医師の指導に基づく糖尿病患者の運動、ウエストを引き締めたい主婦のダイエットなど、利用者ごとの運動メニューを管理できるウエルネスキーの存在は、利用者の希望に沿った運動プログラムの製作はもちろん、医療機関との連携に非常に役立っているという。

また、テクノジム社のフィットネスマシンは、オリンピックの選手村にも設置されている。アスリートが安心して利用できる安全性は、医療施設に併設しているフィットネスで確立するべき安全性にも通じる。また、左右が独立して動くというポイントは、例えば、一方の腕しか動かせない利用者に余計な負荷を掛けずにトレーニングができるという点で非常に有効だ。

こうした、テクノジム社の採用ポイントを次々に挙げながらも、「『何々ができるのはテクノジムだけだから』というような消去法で決めたのではない。全てのポイントに置いて『テクノジム社しかない』と思い導入を決めた」と加藤マネージャーは語る。

導入の現場

見取り図

見取り図 フロント トレーナーとの面談 ウエルネスエキスパート(運動開始前) トレーニングルーム 筋力トレーニング キネシス ストレッチ運動 ウエイトトレーニング

WISH外観

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WISH外観

新南生協病院内の2階にCO-OPフィットネスクラブ「wish」は位置している。

 

フロント

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フロント

受付では、スタッフが利用者に笑顔で明るく挨拶。

 

受付

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受付

利用者は会員証を提出し、ドリンクなどを用意してトレーニングルームへ。

 

運動開始前(1)

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運動開始前(1)

ウエルネスキーをウエルネスエキスパートにさし、トレーニングメニューを開始する。ウエルネスキーは利用者が個人で管理している。高齢の利用者は、ウエルネスエキスパートやトレーニングマシンのタッチパネルが、機械(PC)に初めて触れるきっかけになることもある。しかし、高齢でも数回目の利用からは一人で問題無く操作できる利用者が多く、システムの使いやすさが伺える。

トレーナーポイント

※ウエルネスシステムキー
ウエルネスシステムと各トレーニングマシンを結ぶICチップ
内蔵の記録メディアで、様々なトレーニングデータを記録できる。

トレーナーポイント

※ウエルネスエキスパート
システムとユーザーを結ぶインターフェイス。ウエルネスシステムキーにトレーニングプログラムの設定や、測定値の登録、トレーニング結果を確認する際に使用する。

 

運動開始前(2)

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運動開始前(2)

トレーニング前には、血圧を測定する。メニューでは、有酸素運動がほぼ全員に取り入れているということで、Jog(トレッドミル)の台数も多い。また、一部のトレーニングマシンは、利用者が掲示板で使用の順番を自ら調整している。

 

トレーナーとの面談

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トレーナーとの面談

利用者はトレーニングメニューについてトレーナーと相談をする。トレーニングルーム内に相談カウンターがあるため、利用者は気軽に相談ができる。3か月ごとのメニュー設定の相談を基本としながら、すぐに解決したいことにはその場で対応している。

トレーナーポイント

※トレーナーポイント
ウエルネスシステムキーからPCへの読み込み、書き込みを実施するシステム


ウエルネストレーナー

※ウエルネストレーナー
トレーニングプログラムの作成や会員情報の管理、運動履歴のモニタリングなど、トレーナーがカウンセリングを実施する際にしようするPC。リスクのある方が来館した時にはトレーナーや理学療法士に知らせるコンタクトマネージャ機能がある。

 

トレーニングルーム

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トレーニングルーム

トレーニングルームは広い造りになっていて、Jog(トレッドミル)、Cardio Wave(足首・膝・股関節の運動)、Syncho(ウォーキング)など様々なトレーニングマシンが配置されている。利用者の層も幅広い。

 

有酸素トレーニング

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有酸素トレーニング

有酸素運動は、ほとんどの利用者がメニューに取り入れている。キーリーダーがウエルネスキーの情報を読み込み、個人ごとの心拍数や時間などが設定された状態でマシンが動く。これにより、疾病のある利用者も最適負荷で運動ができるという。

 

筋力トレーニング

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筋力トレーニング

筋力トレーニングの際、トレーニングマシンの左右が独立して稼動するため、筋肉バランスの改善や、片側のみのトレーニングが可能。こちらも、マシンのアイソコントロールが、ウエルネスキーから利用者の負荷や休憩時間などの情報を読み込む。

アイソコントロール

※アイソコントロール
筋力系トレーニングのためのインターフェイス。「ウエルネスシステムキー」から負荷や挙上回数などの情報を読み込んで表示する。

 

キネシスを利用した運動

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キネシスを利用した運動

KINESIS(キネシス)は、ウエイトの負荷が設定可能で、ケーブルを固定する3Dプーリーシステムは360度回転するため、座ったままでの使用も可能。車椅子の利用者も適切な運動をすることができる。

 

ウエイトトレーニング(フリーウエイトなど)

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ウエイトトレーニング(フリーウエイトなど)

アスリートのように、より筋肉を鍛えたい利用者が本格的に筋力トレーニングができる設備も整えられている。

 

ストレッチ運動

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ストレッチ運動

FLEXability(フレキサビリティ)は、テクノジム社独自のストレッチマシン。自分の体重を利用して筋肉の伸び具合を段階的に変化させるため、無理のないストレッチが可能。

 

トレーナーのレクチャー

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トレーナーのレクチャー

トレーナーのレクチャーは非常に丁寧で明るい対応。そして、和やかな雰囲気から楽しみながら体づくりに取り組んでいることが伺える。

 

スタジオ

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スタジオ

スタジオには夫婦で訪れる利用者も多い。しっかりしたメニューで、どのような方でも安心して取り組むことができる。

 

外観

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外観

JR東海道本線の南大高駅から間近というアクセスの良い立地でありながら、落ち着いた雰囲気で緑も多い。また、駐車場も完備されているので、車でも訪れやすい。敷地内には、石窯焼き天然酵母パンの店や有機野菜使用のレストランもあり、施設全体から健康に対する意識の高さが伺える。

 

まとめ

まとめ

「wish」には、利用者の喜びと笑顔が溢れている。ご夫婦で通い、奥様はダイエット、旦那様は生活習慣病予防を目的としているケースなど、ご夫婦がトレーニング中にお互いの健康について会話している姿や、帰り際のリフレッシュした笑顔が見られる。また、新南生協病院に入院中の利用者もいるという。通常、入院中の運動といえば、散歩や自己流の体操を思い浮かべる方が多いだろう。しかし、新南生協病院の入院患者は、医師と「wish」が相談した運動メニューのもと、安心してフィットネスマシンで体を動かすことができる。入院中に“少し運動がしたい”という患者のニーズに応えることができ、喜ぶ入院中の利用者が多いという。また、身体的な疾患はもとより、うつ病などの精神疾患の患者に対しては、“気晴らしにちょっと体を動かしたい”という要望もカバーできている。予約制で実施される理学療法士との相談やマンツーマンでの指導、医療の全面的なサポートのもとで行われるフィットネスならではの“安心して体を動かせる”喜びがある。

また、加藤マネージャーは、この利用者の喜びづくりに貢献するテクノジム社の、導入やサポート担当スタッフの丁寧な対応にも、信頼を置いているという。この導入フォローの中には、フィットネスの現場に則した接遇研修もあり、利用者との良好な信頼関係づくりに効果があったと喜ばれている。

「wish」は、小児期から終末期まで継続して、健康なからだづくりの場所や情報を提供し続けることを今後の目標としている。「役割は、医療施設における地域連携室のようなもの。地域の医療機関と連携し、よりよい健康情報を集約し、フィットネスを通して健康の輪を広げていきたい」と加藤マネージャーは語る。

最後に、加藤マネージャーは、「利用者を待つのではなく、楽しみながらの運動が健康を生涯に渡り支えるということを、積極的に発信できる場でありたい」と未来の展望を話された。

(取材・執筆:メディプラザ アドバイザー 蛯名沙由莉)

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